もんなとりえって?


モンナトリエ 「mon atelier」はフランス語で、
「わたしの工房」という意味です。

はじめまして、管理人のよしこです。
ご訪問いただきありがとうございます。

2020年、小児科病棟のクリーンルームの
ベッドの上から、
プラ板キーホルダーや栞などを手作りして
プレゼントをする小さなお店
「もんなとりえゆな」
は、はじまりました。

店長は、当時11歳のゆな

抗がん剤治療を経て骨髄移植の治療真っ只中でした。

お客さんは、
小児病棟で同じように病気治療を
毎日毎日頑張っているお友達と家族、
病気を治療するために
毎日毎日頑張っているお医者さん、看護師さん、
病院で働いているみなさん…

ゆなが手作りしたキーホルダーをプレゼントすると、
みんなが「ありがとう!」と言ってくれた、
みんなが喜んでくれる笑顔が
ゆなの生きるチカラになりました。

2020年7月に退院することができ、
自宅療養をしながら中学に復学しようと挑戦していた
2021年8月、
「もんなとりえゆな」は「もんなとりえ」と
名前を新たにして、
小児がん支援活動を始めました。

手作りのプラ板キーホルダー
(えらいねキーホルダー)を、
お世話になった病院の小児科にプレゼントも
続けながら、

わたしたちは、小児がんや難病により過酷で孤独な治療
の日々にいる子供たちとご家族が少しでも「笑顔」にな
れるようなトキ・モノ・場所をつくりたいと、
小さな歩みですが支援活動をしています。

また、
病気や治療、退院後の療養などについて
広くたくさんの方々に知っていただき、
ご理解とご支援を広める啓発活動も行い、
小児がんや難病と闘う
子どもとご家族が正しい理解の下で
笑顔で暮らしてゆける地域社会をつくりたいと
考えています。

チームメンバー

◆もんなとりえ代表者 
坂田佳子(さかたよしこ)
・ゆなの母親。自身も先天性右心室中核欠損症として生まれ、入院治療や行動制限のある学童生活を送る
・人生いろいろ極彩色シングルママ

◆もんなとりえメンバー
坂田裕奈(さかたゆな)『がんと闘う戦士の物語』著者
2008年10月生まれ
・2019年7月 「急性骨髄性白血病」発症
・同年8月 芽球増加を伴う「骨髄異形成症候群」(M7)と確認
・2019年12月 骨髄移植するも生着不全
・2020年2月 臍帯血移植
・同年7月  本退院
・2021年3月 薬剤による多発性骨壊死症で左膝圧迫骨折となり車椅子‍生活が始まる

*現在*
歩行が可能になってきたので車椅子はたまに使用する生活です。とにかくマイペースに復学チャレンジ中

  (女性僧侶 HARUさんが描いてくださったゆな)

小児病棟のこと


毎日のように小児病棟に響いているのは、
点滴のサイン音、鳴き声、そして、
ママを呼ぶ声
「ママー」「抱っこして」「さびしいよ」

小さい子だけではありません。

小学高学年や中学生の啜り泣く声も
カーテン越しに聞こえる時もあります。

 小児がんや難病の治療は、文字に表せないほど大変に過酷で孤独な道のりです。

毎日身体的苦痛を強いられるうえに、
絶望感、不安感、寂しさ、恐怖心に
支配されてゆきます。
また薬による副作用も重なり情緒不安定となってゆくことは免れません。

心の傷(トラウマ)となる可能性も
多大に秘めています。

病気になってわかったこと

352日に及ぶゆなの入院治療期間のあいだに
わかったことは、

1.病気治療中の子どもたちやその家族が笑顔になれる瞬間は非常に少ない。

2.喜んでくれることや楽しんでくれることを、誰かのためにしたとき、自分自身も嬉しく笑顔になれる。

3.笑うこと「笑顔」はどんなクスリや治療よりも重要であり、必要不可欠なことである。

わたしたちの信じること

ストレスが少なく笑顔になる瞬間がたくさんあれば、小児がんや難病の治療がもっとうまくいく。


と、もんなとりえは信じています。

『みんなが笑顔になること』

医療従事者ではなくても、
きっとわたし達にできることはあります。

今のわたしにも何かできます。

わたし達が叶える願い


いま、みなさんが想像しうる何万倍も
過酷な毎日に立ち向かっている
子どもやその家族は、
真の勇者です。
金メダルをいくつあげても足りないほど
ひたすらに必死に生きています。

わたしたち「もんなとりえ」が
心から強く願っていることは、

たとえ、辛い、苦しい、痛い、悲しい
治療生活の中にいても
少しでも笑顔になれる瞬間があって欲しい!
病気の子どもとご家族が
楽しい、嬉しいと感じ、
輝ける瞬間を
出来るだけたくさんつくりたい。

小児がんや難病が無くなり、
少しでも辛くない治療が出来るようになり、
明日も生きることができるようになり、
明日もあたりまえの日が来て笑顔にになれる

「その日」を1日も早くつくりたい

そして、もんなとりえを通じて、

小児がんや難病の治療を頑張っている
こどもと家族がいることを知る

病気や治療に関する現状を知り理解を深める。

具体的な行動をしてみる。


という流れを作っていきます。

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